3Dプリンターでの制作について
マルミ機械製作所では3Dプリンターを導入し、複雑な立体形状の試作品などの制作を行っております。
航空・医療・産業デザインなど幅広い分野において3Dプリンターが活用され、試作品だけに留まらず最終製品を直接造形することも可能に。
Bellulo 400仕様
滑らかで安定した造形のための機構を標準で搭載しています
モデルの反りを防止する加温式テーブル装備
熱融解式の3Dプリンタは高温で溶かした樹脂を一層ずつ重ねて造形する方式です。
そのため、樹脂材料の温度変化による 膨張・収縮の影響を受けやすいという課題があり、もっとも影響を受けるのが造形開始時の一層目(テーブルと樹脂が接する面)です。
Belluloはテーブル全体を最高110℃まで加温可能なヒーターを装備。
材料とテーブルの温度差を縮め、モデルの温度変化をゆるやかにすることでモデルの反りを防止します。
そのため、樹脂材料の温度変化による 膨張・収縮の影響を受けやすいという課題があり、もっとも影響を受けるのが造形開始時の一層目(テーブルと樹脂が接する面)です。
Belluloはテーブル全体を最高110℃まで加温可能なヒーターを装備。
材料とテーブルの温度差を縮め、モデルの温度変化をゆるやかにすることでモデルの反りを防止します。
樹脂だれを防止する冷却ファン
細かい形状(円筒や薄壁など)は、次の層を造形するまでの時間が短いのでフィラメントが完全に凝固しないことがあります。
材料が硬化していない状態で積層すると、下層は上層の重みで波打ったように変形し”だれ”が発生します。
造形時の”だれ”を防止するために、冷却ファンを搭載し造形しながら適度に冷やすことで、ダレを防ぎ綺麗な造形を実現します。
材料が硬化していない状態で積層すると、下層は上層の重みで波打ったように変形し”だれ”が発生します。
造形時の”だれ”を防止するために、冷却ファンを搭載し造形しながら適度に冷やすことで、ダレを防ぎ綺麗な造形を実現します。
テーブルの平行を維持して大型モデルも安心造形
造形前に自動でZ 方向を調整し造形品質を安定させるオートレベリング機能を搭載(Bellulo400/500/600)。
位置調整の送り機構には、バックラッシュが少なく制御性の高いボールねじを採用。
また、造形中でもテーブルとノズルの並行を保持しているので、造形箇所によって生じる品質の低下を防ぎ大型モデルの造形を可能にしました。
また、手動での調整が不要なため、前準備にかかる時間が短縮します。
揺れを抑えて安定した造形を実現します
安定した造形を実現するために、ヘッド移動時のブレを最小限に抑える構造です。
X・Y駆動軸を支えるシャフトを組み込み剛性アップを図り、さらにヘッドの軽量化をすることで綺麗な造形を実現します。
Bellulo 400仕様
機種 | Bellulo 400(Bellulo社製) |
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造形サイズ (XYZ) | 400mm×400mm×400mm |
ノズル径 | 0.5mm |
データ入力形式 | STL |
ビーム径 | φ0.48mm |
積層ピッチ | 0.05~0.4mm |
温度センサー | 造形エリア=8個の測温体と1個の赤外線センサー 左右の供給エリア=各1個の赤外線センサー |
材料 | 国産フィラメント(ABS/PLA) PolyPlus PLA(PLA) PolyMax PLA(ABSライクPLA) PolyFlex(軟質エラストマ系) 各材料 直径1.75mm |